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PMS(月経前症候群)とは? 原因と症状

女性特有の病、PMSは月経前症候群とも呼ばれています。月経前になると体がだるい、下腹部に痛みを感じる、イライラする、情緒不安定になるなど、さまざまな症状がでます。その症状や程度にはかなり個人差がありますが、ひどい場合は日常生活に支障が起こることもあります。PMS対策を行うためにも、PMSの原因と症状について理解しておきましょう。


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PMSって何?

PMSって何?

PMSというのは、最近聞きなれるようになりましたね。欧米では以前から研究が進んでいますが、日本ではまだ認知度が低く、よく知られるようになったのは、ここ数年の話しです。

PMSは、日本語では「月経前症候群」といわれます。その名の通り、月経前に起こる身体的・精神的不調のことを指しています。


PMSが現れる期間

PMSが現れる期間

PMSは、月経の約2週間前からはじまり、生理が始まると症状が治まるのが特徴的です。女性の身体は、毎月生理周期というものがあり、その時期によって2種類の女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が変化します。

PMSの症状が現れるのは、排卵から生理がはじまるまでの間に当たっており、この時期は、黄体ホルモンとも呼ばれるプロゲステロンの分泌が活発になります。


PMSの症状

PMSの症状

PMSの症状には大きく分けて、身体的症状と精神的症状とがあります。具体的な症状は次のようなものがあります。

身体的症状

頭痛、めまい、ニキビ・肌荒れ、冷や汗、耳鳴り、吐き気、動機、乳房のハリ・痛み、下腹部のハリ・痛み、腰痛、眠気、不眠、むくみ、のぼせ、疲れ・だるさ、過食、体重増加

精神的症状

イライラ、ぼーっとする、怒りっぽくなる、泣きたくなる、情緒不安定、憂鬱になる、落ち着かない、集中できない、八つ当たりしてしまう、常に緊張した状態になる、物忘れがひどくなる、判断力の低下、不安感に苛まれる、作業効率の低下

気分の落ち込みやうつ状態などは、精神疾患とも似ています。しかし、PMSに起因する精神的な症状は月経前の2週間程度にしかおきません。



PMSの原因とは?

PMSの原因

PMSは、実は明確な発症原因は分かっていません。一説では、排卵後の黄体期に分泌される2種類の女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロンの変動によるものではないかといわれています。

女性の身体は排卵を境として、この2種類の女性ホルモンの分泌量が急激に変化します。その影響がPMSを発症する起因となっている可能性が高いのです。

女性ホルモンの変化がPMSの症状を引き起こしているメカニズムについては、次のようなことが考えられています。

1.女性ホルモンの働きで水分をためやすくなる

PMSの原因、女性ホルモンの影響で水をためやすくなる

排卵が終わると女性の身体は妊娠に向けて準備を始めます。この時期、黄体ホルモンといわれるプロゲステロンの分泌が盛んになります。

プロゲステロンは、体の中に水分をためやすくなる性質を持っています。このため、身体がだるく感じられたり、むくんだりします。水分が身体にたまると「むくみ」になりますが、脳の中にたまると「頭痛」になります。

2.脳内物質セロトニンが減少する

PMS対策に効くサプリメント「女性のミカタ」

セロトニンというのは、幸せを感じたときに分泌される神経伝達物質です。

女性ホルモンの影響から、PMSの発症期間にはこのセロトニンの分泌が減少することが分かっています。このため、気持ちが不安定になったり、イライラしたり、気分が落ち込んだりします。

3.貯蔵鉄の不足からくる鉄分欠乏症貧血

PMSの原因、鉄分欠乏症貧血

PMSの症状の一部は、貧血の症状とよく似ていることから、その原因は鉄分欠乏症貧血ではないかという説があります。

私たちの血液中には「フェリチン」と呼ばれる貯蔵鉄が含まれています。これは、タンパクの一種ですが、ヘモグロビンの原料として使用されるものです。

女性の場合、鉄分不足から貧血症の人はたくさんいますが、貯蔵鉄不足の人はもっとたくさんいるのではないかといわれています。普通の健康診断ではこのフェリチン不足はなかなか気づかれにくいので、自分が貯蔵鉄不足、つまり隠れ貧血だと自覚していない女性はたくさんいるのです。

特に排卵後は、子宮の周りに血液が集中します。これは、妊娠へ向けて子宮が準備しているためですが、このために子宮以外の体の部分は血液が不足しがちになります。これが原因となって、腰痛や肌荒れを起こしたり、集中力がなくなるのではないかと考えられるのです。

4.血糖値の低下

PMSの原因、血糖値の低下

女性ホルモンのバランスが変化することにより、血糖値を下げるインシュリンの働きにも影響を及ぼします。その結果、低血糖になってしまう傾向があります。身体は糖分不足を感じるので、甘いものが食べたくなったり、食欲が増進してしまいます。



生活習慣でPMSの症状がひどくなることも

生活習慣でPMSが悪化することも

PMSは、女性ホルモンが関係していると考えられています。しかし、女性ホルモンの変化は生理があるすべての女性に起こるのに対して、PMSの症状は程度に個人差が大きいという特徴があります。

つまり、PMSの症状が重い人は、一概に女性ホルモンのバランスのせいだけとはいえないというのが一般的な考え方です。

潜在的な鉄分不足、つまり貯蔵鉄が不足している人は症状がひどく出ることがあるのは先に述べました。そのほかにも、ストレスを抱えている人や、お酒やたばこなどの嗜好品を好む人は、症状が重くなりがちです。


PMS対策をしてうまく付き合っていく

PMSとうまく付き合っていく方法

PMSは毎月のことですから、症状が重い人は普段の生活にも支障をきたしてしまいます。

PMSの原因をよく理解した上で、生活習慣を見直したり、サプリメントを上手に利用するなどして、うまくPMSと付き合っていく方法を考えましょう。

また、あまりに症状がひどい場合には、婦人科で相談してみることをおすすめします。




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